腰痛
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予約二分前。
持っていた水を飲み 一呼吸。
インターホンを押す。
重いものを持って腰を痛め それが何回か続いてしまって 
今は腰に負担がかかるような体勢がスムーズにとれない。
激痛はないけど 腰がしなやかに曲がらない。
ガクガクした姿勢を見て ボスがおすすめの整体(のような場所)を予約してくれた。

チェンバロみたいな古典楽器の音楽が流れて 広くないけど明るい部屋。
化粧っけのないしずかな女性が そっと出迎えてくれた。
嘘がない ほっとする空気。
これまでの病歴や 子どもの時の怪我の経験や 
今の体の調子 冷え とか 食欲とか いろいろ聞かれる。
腰が痛いことは 今の私の体で起きているいろんなこと そして過去の経験ともつながっているらしい。
先生は私の体にはまだ触っていないけれど 言葉にしていくことでもう気分と体がほぐれていくのがわかる。
本棚には 体の構造の本が幾つか見える。
それをぼんやり見ながら 腿をつかまれたり 背骨の一番下を揉まれる。
回りづらかった腰をもう一度回転させると 驚くほど軽くくるくる回る。
本当の体の動き こう動くと体に負担がないとか 
私が知らない体の構造の知識を そっと解説してくれる。
言葉として心にメモをしたのは おしりまでが足だということ。
よく腿の後ろ側を使って歩くと良いと聞くけれど 
もっと上 馬のようにおしりを使うイメージでと。
自分の体の上で 構造上の知識が実践され 体はただ素直に結果を出していく。
ここを押すと ここが緩む というかんじで 体は結構単純なのかもしれない。
体の感じ方 動きが変わる度に いちいちびっくりして笑ってしまう。
体 おもしろい。 
先生の頭の中には わたしの体の地図みたいなものが広がっているんだろう。
そのイメージが私にも伝わって新しい景色が頭に浮かんだ。
by chi-colla | 2016-03-29 23:44 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
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