カテゴリ:景色とつぶやき Scene ( 758 )
秋から冬
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わたしにしてはとても濃い時間の流れがありました。
今年は負荷をかけようという意思の結果、やはり無茶だったのかも、、と思いながらも1つづつの展示を乗り越えた感じです。
もっともっとすごい量を製作している人たちがいるので、えらいもんでもなんでもないですが、去年の自分よりは体に経験させられてよかったなと思いました。
秋は渋谷ヒカリエのCLASKAで2回目のフェアをやっていただきました。
前回は大好きな作家の渡邉紘子さんとのコラボで、とても楽しかった制作とは裏腹に、ショップ内でのディスプレイの難しさを初めて知りました。会期中に何度も展示方法を変え、それでもまだ掴めなかった、、。
お客さんも当たり前なのですが素通りの方がほとんどで、それにいちいちショックを受け。
そんな前回を経て、今回の搬入。
店長さんをはじめスタッフの皆さんが待ち構えるようにして迎えてくれたのが本当に嬉しくて。同じ場所に帰ってこれるありがたさを感じました。
わたしもバイトで接客をするので、笑顔でいることの大変さがわかります。
彼女たちの笑顔がわたしを支え盛り上げてくれました。
デザイナーの鎌田君が誘ってくれたカレンダー展も怒涛のうちに終わってしまいました。
企画段階から興味深くて、そうでなかったらきっと参加しなかったと思う。
結果はカレンダーらしからぬ、カレンダーと言う名の作品群が出来上がりました。
森田春菜さんと1年の半年分づつ月を担当して、それぞれの月ごとに自由にイメージして作品を作るという方法。
お題というには記号的な、でもだからこそ自由な庭で踊ることができて、わたしはほんとうにたのしかったなー。
作品1つ1つに添えるカード製作のため、味のある絵に起こしてくれたのもよかった。
興味が湧くかどうか、自分がやりたいと思えるかどうか、それが大事だと改めて思う。
お誘いいただき、やらせていただき、そしてみなさんが見に来てくださり、なんて幸せなんだろう。
ご案内ばかりでうるさくなってしまった一年でしたが、おつきあいいただいたみなさん、ありがとうございました。



by chi-colla | 2016-12-02 00:46 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
今期はコールドプレイ
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もうだめだ
という思いでいっぱいになる低い波は超えた。
さらっと聞いたコールドプレイが気持ちにピッタリフィット。
エンドレスに聞きながら
雨の降る窓の外をちらちら
金属を叩く。
どうなるかはわからないけど
大丈夫と少し思える。
束の間の。
by chi-colla | 2016-04-28 15:10 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
腰痛
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予約二分前。
持っていた水を飲み 一呼吸。
インターホンを押す。
重いものを持って腰を痛め それが何回か続いてしまって 
今は腰に負担がかかるような体勢がスムーズにとれない。
激痛はないけど 腰がしなやかに曲がらない。
ガクガクした姿勢を見て ボスがおすすめの整体(のような場所)を予約してくれた。

チェンバロみたいな古典楽器の音楽が流れて 広くないけど明るい部屋。
化粧っけのないしずかな女性が そっと出迎えてくれた。
嘘がない ほっとする空気。
これまでの病歴や 子どもの時の怪我の経験や 
今の体の調子 冷え とか 食欲とか いろいろ聞かれる。
腰が痛いことは 今の私の体で起きているいろんなこと そして過去の経験ともつながっているらしい。
先生は私の体にはまだ触っていないけれど 言葉にしていくことでもう気分と体がほぐれていくのがわかる。
本棚には 体の構造の本が幾つか見える。
それをぼんやり見ながら 腿をつかまれたり 背骨の一番下を揉まれる。
回りづらかった腰をもう一度回転させると 驚くほど軽くくるくる回る。
本当の体の動き こう動くと体に負担がないとか 
私が知らない体の構造の知識を そっと解説してくれる。
言葉として心にメモをしたのは おしりまでが足だということ。
よく腿の後ろ側を使って歩くと良いと聞くけれど 
もっと上 馬のようにおしりを使うイメージでと。
自分の体の上で 構造上の知識が実践され 体はただ素直に結果を出していく。
ここを押すと ここが緩む というかんじで 体は結構単純なのかもしれない。
体の感じ方 動きが変わる度に いちいちびっくりして笑ってしまう。
体 おもしろい。 
先生の頭の中には わたしの体の地図みたいなものが広がっているんだろう。
そのイメージが私にも伝わって新しい景色が頭に浮かんだ。
by chi-colla | 2016-03-29 23:44 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
ジャスティンとサム
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展示前の恒例
今心に響くアーティストを探す。
今回じゃんじゃん流していたのは ジャスティン・ビーバーとサム・スミス。
ジャスティンは やんちゃイメージのアイドルだけど 
あたりまえの前提として実力はきちんとあって せつない声でとてもうまく歌う。
人をキュンとさせる動きも完璧です。
曲は気づいたら口ずさんでる。
いい曲だなあと思う。
アイドル自身の魅力に プラスたくさんの大人が集結して技術やセンスを搭載して 
ばっしばっし人々をとりこにしていく。
その大きなプロジェクトに時には反発したくもなるだろう。
そんなに有名になりたいわけじゃない ふつうでいたいんだよ みたいな表情のジャスティンにまた人は同情したりする。
「Sorry」「What do you mean」いいですよ。
人気がありすぎて人生が壊れてしまわないといいなあ。
無事に落ち着いた大人になれるといいなあ。
甥っ子を見るような気持ちで思います。
by chi-colla | 2016-03-08 01:27 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
鈴木いづみさんbag
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鈴木いづみさんのコラージュBAG。
買ってからずっと ダイニングテーブルに広げたまま
この気持ちいい景色を見てる。
これをグレーのコートに合わせて 持つんだ。
by chi-colla | 2016-02-09 23:21 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
初詣
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あけましておめでとうございます。
年末振り返る 2弾。
12月頭は仕事で忙しいから 姪っ子に会いに行くのはお正月まで我慢していた。
とうとう来た大晦日の夜。
実家に着いた途端母が「悲しいお知らせがあります」と。
妹の旦那さんが高熱を出して家族まるごと実家へ来れなくなったと。
ええええーーーーー。声に出てしまう。
誰かに会えなくてこんなに残念に思うことってあるだろうか。
大人ならまた今度ねと言える。
しかし赤ちゃんはそのサイズの彼女はもう来月にはいないのだ。
高熱で寝ている妹の旦那さんには申し訳ないけど 意気消沈。 
ちょっと元気がなくなった私たちは 別のスイッチが欲しくなる。
紅白を見たあとこれから初詣行こう!という流れに。
37年生きてきて初めて。
紅白見て体もぬくぬくでさらには眠いのに 
寒い外へ出かけるなんて、、したことなかったんだよなあ。
そしてでかけた地元の小さな神社は 境内いっぱいに運動会で使う白線が引かれ
人がぐるぐると腸のように並んでいた・・。
おおおお。。。
並んで何かを買うとか食べるとか 絶対しない実家の父母 
夫と私も並ぶなら諦める派なので その光景に怯える。
そうなんだ。知らなかった。
年越しの直後は たとえ小さな神社でも混んでいる。
帰ろうかという選択肢もありながら一時間並んでお参りしたのは我が家にとって貴重な体験でした。
来ている人たちは並ぶの当たり前のようでにこにこと。
列の途中にあるたき火の暖かさ。
神社に吊るされた提灯のやわらかい明るさ。
こうやってうだうだいいながら一緒にお参りできる父母と夫がいること。
やっぱりしあわせだなと ふと思いながら。
その後歩いて帰宅、寝て起きたら 母より嬉しいお知らせ。
妹の旦那さん熱が下がりみんな実家に来れるとのこと。
おおおお!!!
妹の旦那さんありがとう。回復おめでとう!
わたしたちは無事にかわいい姪っ子に会えたのでした。
とっても良いお正月。
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by chi-colla | 2016-01-05 15:21 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
自分になる方法
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作業する自分を盛り上げるため初めてきちんとワン・ダイレクションというグループの曲を聴く。
青春気分 どうしてこんなに生み出せるんだろう。
自転車で疾走したくなる。
まるで 彼らと同級生でいい思い出があって それを回想してるみたいなきゅーんとした感情になる。
YOUTUBEで聴きながらwebの記事を読み
グループからひとりのメンバーが抜けたと知る。
ふーん。モテモテのグループから抜けるってどういうことなんだろうと気になる。
自分に戻るために自分になるために脱退を決めた と彼が残した言葉。
いろいろな曲を聞いてみたら グループでは一番歌がうまい。
そのときの心を歌に乗せたい人だと感じた。
だけど自分の心のままに表現することは絶対に許されなかったという。
クリエイティブなことは何もできなかったと。
アイドルだから大きな組織だから当たり前のこと。
やめるまで彼がどんなことに傷つきながらアイドルでいたんだろう。
なりたい自分になるには。
そしているばしょから出ることの大きな不安。
人の心の中は見えない。
行動によってそれを知る。
彼が気になる。

by chi-colla | 2015-11-22 02:10 | 景色とつぶやき Scene | Comments(1)
プラグマタにて
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八丁堀にあるプラグマタにて 美しい景色を見た。
金属でとても精巧に作ってある植物や木の実は鈴木祥太さんの作品。
そこに飛ぶ一匹の蝶。これは鈴木さんの作品ではない。
「シークレット・ガーデン」というテーマを店主ペトロスさんに聞く。
日本では「秘密の花園」として親しまれているストーリー。
お屋敷の中の古い庭園 少女と病弱な少年
春が来て 花が咲き始める。
このイメージを持って ペトロスさんがひとりで作品の設置をした空間
トイ楽器を使ったようなファンタジーな曲が流れている。
店主がせっせと作っている奇想天外なDM。
通常の機能は果たしていないかもしれないが アプローチが興味深い。
プラグマタで起きているのは個展ではなく 二人の人間が作る「場」なのだと思う。
来年の7月 私の作品を用いて彼が空間を作る。
その時はどうしてこの展示が生まれたのか テーマを彼に聞いてみてください。
私の作品だけではない何かに会えますように。
by chi-colla | 2015-10-09 23:38 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
クウネル
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パンがない。
ので フライパンで焼けるパンのようなものを作ろうと思う。
そうだ 昔のクウネルにそんな特集があったなあと
ずいぶん久しぶりにクウネルを開く。
以前は隅から隅まで読み込んでいただけに ちょっと開けばその時の興奮も一緒に蘇ってどのページも愛おしい。
オリーブに出会いときめきを学んだ私たちは オリーブが終わってずいぶん長い間途方に暮れた。
すっと本屋に積まれたクウネル創刊号。
大人になりかけた少女が全国各地であの表紙にビリビリと震えたはず。
毎号表紙から丁寧に丁寧にページををめくって 現れる写真の構図や色にハッとして
なるべく折りじわがつかないように大事に大事に。
絶対に切り抜かなかった。
一度 妹が間違えて切り抜いてしまった時 穴の空いたクウネルの姿がショックでショックで 泣きそうになり本気で怒った。
あそこにある世界がわたしのすべてだった時が確かにあった。
あそこをがときめきで あそこが理想だった。
見たことのない良い物たち。
クウネルが生み出した衝撃!は 長い時間をかけて日本のかわいいのスタンダードになった。
ナチュラルなつつましい生活も 普遍的な美となった。
刺激はなく穏やかな空気に包まれているクウネルを最近は遠くから見ていて
クウネル新しくなるらしい と知って少しセンチメンタルになる。
でもすでにすんごく大きなものをクウネルは作ったから。
もう十分に。
この大きな山の向こうに次はなにがあるのか。
見せてもらったたくさんの景色。憧れ。
これからもきっと大事に大事に振り返る。
by chi-colla | 2015-10-08 17:26 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)
古本屋 逆光にて
ペトロスさんのプラグマタにお邪魔したあと さらりと階下の古本屋さん逆光へ。
さらりとのつもりが さらりといかなかった。
まずは手前にあった古道具や工芸関連で心をつかまれる。
あわああと心のなかでつぶやきながら 目に留まる物すべてに手を出していく。
狭い店内にしては大きく詩集コーナーがあってその後ろに 実用書や小説が続いていく。
古本屋さんも洋書の本屋さんも私は好きだけれど とくに探している作家がいない時
よっぽど背表紙で魅了してくれないと・・・手がのびません。
重いりっぱな本こそ特に。 
逆光では背表紙の並びを見ているだけでどきどきした。
本の色やサイズ 題名のタイポグラフィー 題名の言葉の印象を目で追っていく。
特に詩集コーナーが気持ちいい。
隣り合った物同志が響いて 全体の景色につながっていく。
どんなにすごい本かとか 種類はあんまり重要視されてないようで 並べ方はオブジェのよう。
本の持つ印象(色合いやシルエット 質感)を判断され置かれる位置を決められている。
古い詩集の題名はエッジが効いていて 箱入りのものなど装丁も凝っているからそれぞれの色合いが濃い。
リズムのある並べ方・・・ずーっと見ていられるなあ・・・。
見つけた分厚くて白いこの本。
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横文字で でっかく雪と岩!!だだん!
見つけた時もびっくりしたけど 開いても笑顔になっちゃう驚きがある本でした。
中は山のスペシャリストとして有名だった方が ひたすら実践的な登り方 ロープの結び方 岩と岩との間へ手の入れ方 がくわしくくわしく全部写真付きで載っている。
写真が良すぎて どのページもしびれる。
ポスターになりそうな景色の写真もふんだんに。
この時代のちょとだけ笑ってしまいそうなくらい真面目で強いデザインが すきだなあ。
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またすてきな景色を見に伺います。
by chi-colla | 2015-10-05 22:30 | 景色とつぶやき Scene | Comments(0)